設定ガイド2026年5月29日

MerciでStripe Connectを設定する方法
【手順詳細・エラー対処法付き】

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この記事では、Merciで受け取ったチップを銀行口座に振り込んでもらうために必要なStripe Connectの設定手順を詳しく解説します。 個人事業主・法人それぞれの必要書類と設定方法、よくあるエラーの対処法も紹介します。

1. Stripe Connectとは(なぜ必要か)

Stripe ConnectはStripe社が提供する決済基盤で、プラットフォームを通じて 個人や事業者が安全に資金を受け取れる仕組みです。 Merciでは、お客様が支払ったチップをStripeが一時的に預かり、設定した銀行口座に定期的に振り込むという流れになっています。

Merci自体はクレジットカード情報や銀行口座情報を保有しません。 これらの機密情報はすべてStripeが管理するため、高い安全性が保たれています。 Stripeは世界100カ国以上で使われている決済インフラであり、 Shopify・Salesforce・Zoomなど名立たる企業が採用する信頼性の高いサービスです。

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Merciはお客様のカード番号・CVV・銀行口座番号を一切保存しません。 すべての決済処理はStripeのPCI DSS準拠の環境で処理されます。

2. 必要な情報・書類リスト

個人事業主の場合

必要な情報・書類備考
氏名(フルネーム)運転免許証・マイナンバーカードと一致する名前
生年月日本人確認に使用
住所現在の居住地(屋号住所でも可)
電話番号Stripeからの確認SMS受信に使用
メールアドレスStripeアカウント登録用
本人確認書類運転免許証・マイナンバーカード・パスポートのいずれか(写真)
銀行口座情報銀行名・支店名・口座種別・口座番号・名義人
マイナンバー(任意)本人確認の補助として使用される場合あり

法人の場合(上記に加えて)

追加で必要なもの備考
法人番号国税庁の法人番号公表サイトで確認可能
会社名・本店所在地法人登記と一致する正式名称
代表者情報代表取締役の氏名・生年月日・住所
法人の本人確認書類登記簿謄本(法務局で取得)
法人名義の銀行口座代表者個人口座への振込は不可
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書類の写真撮影のコツ:全体が収まるように撮影し、文字が読めるか確認してください。 反射・影・手ぶれに注意。スマートフォンのカメラで十分です。ファイル形式はJPEG・PNG・PDFが使えます。

3. ステップごとの設定手順

Merciの管理画面からStripe Connectの設定を開始します。以下の手順に沿って進めてください。 所要時間は書類が手元にある状態で約10〜15分です。

1

Merci管理画面にログイン

merci.clearnets.org/admin にアクセスし、登録したメールアドレスとパスワードでログインします。 まだアカウントを作成していない場合は、/register から無料登録を先に完了してください。

ログイン後、ダッシュボードのトップに「チップを受け取るにはStripe設定が必要です」という バナーが表示されます。このバナーをクリックするか、左メニューの「振込設定」を選択します。

2

「Stripe Connectを設定する」ボタンをクリック

振込設定ページで「Stripe Connectを設定する」ボタンをクリックします。 Stripeの本人確認フロー(オンボーディング)が別タブまたは同タブで開きます。

この時点でStripeアカウントの作成も同時に行われます(既存のStripeアカウントがある場合は連携することも可能です)。

3

ビジネスタイプを選択

「個人 / 個人事業主」または「法人・株式会社等」を選択します。

屋号で飲食店を経営している場合は「個人 / 個人事業主」を選択してください。 株式会社・合同会社・一般社団法人などの法人格がある場合は「法人」を選択します。

4

本人情報を入力

氏名・生年月日・住所・電話番号を入力します。住所は日本の住所フォーマット(郵便番号 → 都道府県 → 市区町村 → 番地)で 入力してください。アパート名・部屋番号がある場合は「番地・建物名」欄に記入します。

電話番号はStripeからの確認SMSに使用されます。携帯電話番号を推奨します。 入力後、「次へ」をクリックしてSMSで届いた6桁のコードを入力します。

5

本人確認書類をアップロード

運転免許証・マイナンバーカード・パスポートのいずれかを撮影してアップロードします。 「前面」と「背面」の両方が必要な書類(運転免許証・マイナンバーカード)の場合は2枚アップロードします。

画像はStripeのサーバーにセキュアに保存され、Merciは閲覧できません。 審査には通常数分〜数時間かかります(混雑時は最大2営業日)。

6

銀行口座を登録

チップの振込先となる銀行口座を登録します。 銀行名・支店名・預金種別(普通/当座)・口座番号・口座名義を入力します。

口座名義はカタカナで入力してください(例:ヤマダ タロウ)。 法人の場合は法人名義の口座が必要です(例:カ)カブシキガイシャ〇〇)。

口座番号が7桁に満たない場合は先頭に0を補完してください(例:123456 → 0123456)。

7

設定内容を確認して完了

入力した情報の確認画面が表示されます。内容に誤りがないか確認したら「送信」または「完了」ボタンをクリックします。

Merciの管理画面に戻ると、振込設定のステータスが「審査中」になっています。 審査が完了すると登録したメールアドレスに通知が届き、ステータスが「有効」に切り替わります。 これでチップの受け取りと振込が可能な状態になります。

4. よくあるエラーと対処法

エラー:「書類の確認ができませんでした」と表示される

原因:書類の写真が不鮮明・切れている・反射している

対処法:明るい場所で書類全体が収まるよう再撮影してください。フラッシュが反射する場合はオフにして撮影します。ファイルサイズが大きすぎる(10MB超)場合もエラーになります。

エラー:「住所を確認できません」と表示される

原因:住所の入力形式が正しくない

対処法:郵便番号を先に入力すると住所が自動補完されます。番地は「3-5-2」のようなハイフン形式で入力してください。マンション名・部屋番号は「建物名・部屋番号」欄に記入します。

エラー:電話番号のSMS認証コードが届かない

原因:電話番号の入力ミスまたは海外番号の誤入力

対処法:国コードが「+81」(日本)になっているか確認してください。日本の携帯番号の場合、先頭の「0」を除いて入力します(例:090-1234-5678 → 90-1234-5678)。

エラー:銀行口座の登録でエラーになる

原因:口座番号・名義のフォーマット不一致

対処法:口座番号は7桁(不足分は先頭に0を補完)、口座名義はカタカナで入力してください。ゆうちょ銀行の場合は振替口座番号(8桁)ではなく通常の口座番号(7桁)を使用します。

エラー:「法人確認書類が必要です」と追加で要求される

原因:法人として登録したが登記簿謄本が未提出

対処法:法務局(または法務局のWebサービス「登記ねっと」)から登記簿謄本(現在事項全部証明書)を取得してStripeにアップロードしてください。発行から3ヶ月以内のものが必要です。

エラー:設定完了後も「審査中」のまま1日以上経過する

原因:Stripeの審査混雑・追加情報の要求

対処法:Stripeから追加情報を求めるメールが届いていないか確認してください。届いている場合はメール内のリンクから追加情報を提供します。3営業日経過しても変化がない場合はMerciサポートへお問い合わせください。

5. 振込スケジュールの確認方法

Stripe Connectの設定が完了すると、受け取ったチップは自動的に登録した銀行口座に振り込まれます。 振込スケジュールと残高はStripeのダッシュボード(dashboard.stripe.com)で確認できます。

振込スケジュールの仕組み

Stripeの標準設定では、チップを受け取ってから7営業日後に銀行口座への振込処理が行われます。 例えば月曜日に受け取ったチップは、7営業日後(土日祝を除く)の翌々週火曜日頃に入金されます。

チップの受け取り額が積み上がっていく場合、Stripeは毎日の残高を集計し、 一定額に達した場合または定期的なスケジュール(毎週・毎月など)で振り込む設定も選択できます。 設定はStripeダッシュボードの「設定 → 振込スケジュール」から変更可能です。

Stripeダッシュボードでの確認手順

1

Stripeダッシュボードにアクセス

dashboard.stripe.com にアクセスし、Stripe Connectの設定時に作成したアカウントでログインします。

2

「残高」メニューを開く

左メニューの「残高」をクリックすると、現在の利用可能残高・保留中残高・次回の振込予定額が表示されます。

3

振込履歴を確認

「振込」タブをクリックすると、過去の振込一覧と入金予定日が表示されます。各振込の詳細をクリックすると、含まれるチップ取引の一覧も確認できます。

4

次回振込予定を確認

残高ページの上部に「次の振込:YYYY年MM月DD日 予定額¥XXXX」のように表示されます。

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振込手数料について:Stripeが国内銀行口座への振込を行う際、250円/回の手数料が差し引かれます(2026年5月時点)。 チップ総額が少額の場合は振込手数料の比率が高くなるため、 残高をある程度積み上げてから振り込む(振込頻度を月1回にする等)ことをおすすめします。

6. まとめ

Stripe Connectの設定は、書類を手元に準備しておけば10〜15分で完了します。 本人確認書類と銀行口座情報さえ揃えれば、あとはStripeのガイドに沿って入力するだけです。 設定完了後は、MerciのQRコードを通じて受け取ったチップが自動的に銀行口座に振り込まれます。

よくあるエラーの多くは書類の写真品質や入力フォーマットの問題です。 エラーが出た場合は、この記事の「よくあるエラーと対処法」セクションを参照してください。 それでも解決しない場合は、Merciのサポートへお気軽にお問い合わせください。

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